■・■・ アイドリング調整 ・■・■
エンジンを掛けたときや信号待ちなどで、最近振動が多いとか止まりそうなんて感じた時はアイドリング調整をしてみましょう。

ここでは日常のメンテナンスとしてできるアイドリング調整の仕方を簡単にご紹介します。

そこでぜひ用意していただきたいのが、シンクロテスターです。
キャブの吸い込む空気の量を測るテスターで、 キャブ車にお乗りの方は持っているとより一層楽しく乗ってもらえると思います。

まず、エンジンを掛ける前に今の@パイロットスクリューの戻し量をメモしておきましょう。
調整のたびに記録しておくことをお勧めします。
スクリューの場所です。写真をクリックすると拡大!


@パイロットスクリュー
の回転の渋いものや、しばらく調整をしていない車などは一度スクリューを抜いてカーボンなどをエンジンコンディショナーなどできれいにして、ニードルに段差がないか確認しておきます。

キャブ側のポートもかるくエンジンコンディショナーを吹いておきます。

プラグも外して気筒ごとに状態をチェックして清掃して取り付けます。

G4 Zetec あたりの排気量ではスクリューは、2回転戻しぐらいから始めるとやりやすいと思います。

このとき一度スクリューを止まるまで締め込みますが、くれぐれも締めすぎには注意してください。
ニードルに段差ができ調整が出来なくなります。

4気筒とも2回転戻しで、とりあえずアイドリング回転数を
Aスロットルアジャスタトスクリュー1000rpmぐらいにして暖気しておきます。

暖気が済んだらまずキャブの同調を調整します。 この時、エアークリーナーは外しておきます。

スロットルワイヤーやリンクがフリーなのを確認して、前側のキャブにシンクロテスターをあて (2ボアとも)目盛りを読んでおきます。

次に後側のキャブにテスターをあて、前後のキャブが同じ目盛りになるように、
B二つのキャブの間のリンクに付いているスクリュー
で調整します。 
このとき締め込み側で固定するようにします。


同調を調整すると回転数が上下しますので、1000rpmになるように何回か空ぶかしをしながら、Aスロットルアジャストスクリューで調整します。

このときひとつのキャブの2ボア間で目盛りがズレていることがあります。

スロットルボディが磨耗して隙間が出来ている、スロットルバルブのシャフトがねじれている、などの原因が考えられます。

あまりにもズレているときは、キャブを外してAスロットルアジャストスクリューをもどしてバルブを全閉にして、太陽に透かしてみてください。
注意しなければいけないのは、間違ってもスロットルレバーに触らないようにすること!!
加速ポンプから出たガソリンが最悪なときは、両目に入ります。

フロート室のガソリンを抜いて、レバーを動かしてガソリンが出ないのを確認してからのほうが安全だと思います。

隙間があるときはシャフトを少し捻ってみたり、スロットルバルブを組み直すと良くなることもありますが、あまり大胆には行わないでください。

1000rpmでの同調が調整出来たら、スロットルアジャストスクリューで回転を上げ2000rpmでの同調も確認調整し揃えておくと更に乗りやすくなります。

エンジンの音がだいぶうるさくなるので、ご近所のご迷惑にならない時間帯や場所を選ばれたほうがいいと思います。

次は燃料の調整です。

@ パイロットスクリューを2回転戻しの状態でアイドリングさせ、回転が上がる又は落ち着く方向に始めは1/4回転くらい、締めたり戻したりしてそのポイントを探します。

そして 次第に1/8、1/16と 締め戻し量を小さくしていき、決めていきます。

回転計(Lo Hiのレンジが切り替え出来ればなお良い)を繋いでおくと、更に細かい調整がしやすくなります。

順に4気筒ずつ調整し、最後に先ほどの同調もチェックしておけばバッチリでしょう。

実際にゆっくりと走り出したときに、キャブ側に吹き返すときは薄め、マフラーからアフターバーンするときは濃い目のときがあります。

3000rpmあたりまでは、この系統が混合気を決めますのでフィーリング的にも大事なところです。

プラグの状態で気筒差なども分かりますので、チェックしてみてください。


セッティングが合うとキャブも乾いたいい音を出します。
ぜひチャレンジしていただいて、乗りやすい車を維持していただきたいと思います。




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